ゴルフ会員権には額面がありますよね。
この額面は、預託金といって、ゴルフ場に預けられているお金のことなんです。
日本のゴルフ場の80%は預託金で成り立っています。
ゴルフ場を新しく作る時に、ゴルフ場は会員を募集し、会員から一定の金額をゴルフ場に預けてもらうことで資金を調達し、この預かったお金でゴルフコースを造り上げます。
なので、最初に会員権を購入した人は、
入会金+預託金
が必要になります。
預けた金額は、一定の期間据え置きされ、その一定の据置期間が終わると会員権を持っている人がゴルフコースに請求すると、預託金を返還してもらえます。
返還されるお金は入会金ではなく、預託金のみです。
預託金は会員権の額面として記載されている額です。
とゆうことは、額面100万円のゴルフコースの会員権が50万円で取引されているんなら、買ったらお得じゃない!!
と思いますよね。
しかし、ゴルフ場の経営悪化で、預託金が全て帰ってくる可能性は低いみたいなんです。
実際、預託金の返還が出来なくて、裁判になったり、倒産したり、預託金の据置期間を延長したり・・・とゆうゴルフ場があります。
昔は投資目的でゴルフ会員権が売買されていたみたいですが、今ゴルフ会員権を買うなら、プレイ目的で購入する、と考えていたほうがいいようです。
既に会員権を持っていて、返還してもらいたい・・・と思っていて、ゴルフ場が返還に応じない場合は、会員権を安く売却して、損をした分が税金で戻ってくる場合があります。
譲渡損の還付金もあわせると、市場に売却する方法が一番賢い方法なのかな、と思います。